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意外と知らない「ハーネス」「ケーブル」「ワイヤー」の違いとは?

こんにちは!
栃木県小山市にある「有限会社 山根製作所」です。
HPをご覧くださり、ありがとうございます。


ワイヤー、ケーブル、ハーネスは産業機械分野において
主に電気用配線のことを指すことが一般的です。


いずれも銅線が絶縁被覆されている電気配線用部材ですが
製造元によって呼び方もさまざまです。


呼称に厳密なルールがあるわけではありませんが
大きくグループ分けをすると、以下のように区別されます。


1,ワイヤー・・・単芯の配線用電線。比較的短距離の配線に屋内専用で使用される。

2,ケーブル・・・複数のワイヤーをシースと呼ばれる外皮でまとめた多芯電線。
         シースの種類によって耐候性や耐油性を持たせている。

3,ハーネス・・・単体または複数のワイヤーの末端を、あらかじめ端子処理やコネクタ処理
         ハンダ処理などをして、ほかの機器にワンタッチで接続できるようにした電線。
         機器間接続に用いられる。


なかでもハーネスの制御盤のなかでは
ワイヤー、ケーブルを使ってハーネスを制作するので
ハーネスが使われるのは、耐環境性や消耗、着脱が必要だったりする箇所です。


その適用は電気設計者、配線施工者の判断に委ねられる場合もありますが
多くの場合クライアントからの要求仕様の確を確認したり
機械設計者の判断を仰ぐ必要があります。


また配線工数と、ハーネス部品費用との比較といったコスト的な検討も必要です。
ハーネスの試作品、小ロットの製作は弊社にお気軽にご相談ください。




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